【お詫びと訂正/高槻の中学生殺害事件に関する取材と記事掲載】

先般、大阪の高槻市で起きた痛ましい事件について複数のマスコミから取材を受けました。そのうちの1つは共同通信社大阪支社の電話による取材でしたので、以降、全国の幾つかの新聞で掲載されるだろうと思っていました。そして、昨日の京都新聞と神戸新聞の夕刊、山陰中央新報と日本海新聞の本日朝刊に記事が掲載されました。その記事内容について大きな間違いがあったため、この場でお詫びと訂正をさせていただきます。いずれの記事も事件の概要とノンフィクションライターのお話に続き、私、ストリート・プロジェクト理事長坪井恵子談として書かれています。文章の長さは新聞社によって若干違いますが、問題の個所は全て掲載されています。

 

該当箇所は以下のとおりです。

~居場所がない子どもを支援する取り組みも。福岡・博多の市民団体「ストリート・プロジェクト」は2009年5月から週2回、中卒や高校中退の少年、少女に高卒認定試験の勉強を教えている。家庭環境の相談に応じ、スタッフの手料理も提供。いずれも無料だ。ストリート・プロジェクトには、学校を通じて訪れる子どももいるが、インターネット検索から自力でたどり着くケースも。「99%がネグレクト(育児放棄)の子どもたち」(坪井恵子理事長)で保護者を伴わずに来る場合がほとんどだ。坪井理事長は「子どもたちに『もう一度、大人を信じてみようよ』とメッセージを送っている」と地道に活動を続ける。

 

約30分間の電話取材の中で話したことの一部が間違っていたのです。問題の太字下線部分は、実際には「出会う子の親御さん(両親)の99%は不仲です。一人親家庭でも親子の仲が悪い…」と話しました。これであっても当事者である子どもたちには辛い言葉だと思います。それを「ネグレクト(育児放棄)されている」と他人様から言われるのはあまりにも酷なことで、子どもたちの心を更に大きく傷つけてしまったと深く反省しています。心からお詫びします。本当に申し訳ありませんでした。

 

今回の件では、当事者である子どもたちのみならず、それは絶対に違うと心痛められた親御さんもいらっしゃるかもしれません。そして、これまで6年間のストプロの活動を様々な形でご支援くださっている皆さまにとっても、納得できない内容で同じく不快な気持ちになられたのではないかと改めて反省しています。皆さまにもお詫び申し上げます。

 

今回は取材時に掲載前の記事内容のチェックをお願いしなかったという私のミスによるもので深く反省しています。今回の事件に限らず、ごちハウスを利用する子どもたちが抱える問題や将来に向けての課題などについて、そしてその解決のためのストプロの活動について、広く社会に知っていただくためには、マスコミの力をお借りすること度々ですし、今後もご協力いただきたいと思っています。決して誰かを傷つけることのないよう、十分に注意を払い、慎重な対応・行動を心がけて活動を続けてまいりますので、今回の件は何卒ご容赦いただきますよう、この場でお願い申し上げます。

 

尚、今回の件につきまして、ご質問・ご意見などがございましたら、ストプロの公式メール: stpro2010@gmail.com までご連絡ください。よろしくお願いいたします。

 

以上

 

一般社団法人ストリート・プロジェクト

理事長 坪井恵子